社会福祉法人大野和光園は昭和27年に創設され、各種高齢者施設を運営しています。伝統と歴史のある総合老人福祉施設であり、遠くに日本百名山のひとつ荒島岳を望み、緑豊かで四季折々の季節感を感じることのできる、自然に囲まれた環境に立地しています。

本体施設（大野市篠座）では養護老人ホーム、特別養護老人ホームをはじめ、デイサービスセンターやショートステイ事業所、訪問入浴介護事業所などの事業を展開しています。また、本体施設から北約１ｋｍの敷地（大野市春日３丁目）には地域密着型介護老人福祉施設｢和らぎの里｣のほか、在宅介護に関する総合的なサービス提供をする大野市在宅介護支援センターや、ケアプランを作成する居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、ホームヘルプ事業所があります。

これらの事業所においては、入所者および通所者の皆様が日々を明るく、楽しく、そして自分らしく生活していただくためにと、約200名の職員がそれぞれ介護に携わる者として仕事に対する自信と誇りを持ち、入所者の方々はじめご家族や地域の皆様と関わりながら頑張っています。

特別養護老人ホームにおきましては、取り組みを始めて本年が３年目になる｢科学的介護｣を実践しており、理論に裏づけされた介護を実践しております。水分補給や栄養、運動に対して重点的かつ集中的に取り組むことでおむつゼロを目指し、高齢者の自立を促すことが目的です。

このことは、当園が地域を支える存在であること、必要とされる施設であることに結びつくものであり、さらには高齢者の方々が病弱または要介護状態になられても、安心して地域で暮らすことができることにつながるものと考えております。

私たちは、当法人の基本理念である｢すべてはその人のために｣という言葉を常に念頭に置き、利用者の幸せと明るい職場作りのために尽力し、利用者およびご家族に安心いただき信頼される施設を目指しています。